Google 日本語入力 : Microsoft IME に戻しました

猿頁 » Blog Archive » Google日本語入力 : キー設定要素の一覧 で今年の 2 月に「絶賛お試し中」と申し上げた Google 日本語入力のその後。

ガンバって自宅で職場でがんっがん使い込んでみたんですが、とりあえず先日 Microsoft IME 2007 に戻してしまいました。


いやあ、いろいろ使い込んでみたんですが…私は割と長めに文章入力してから誤字脱字を確認しつつ確定していく派なんですが、そんな使い方をしているとどうにもまどろっこしい点が目についてきてしまったんですね。

  • 再変換ができない。
    一度確定してしまうと、その文字列を読みに戻して再度変換をかける、という操作ができません。
    MS-IME は確定直後なら Ctrl+BackSpace で未確定状態に戻せますし、自分で入力した文章でなくても再変換したい部分を選択 → Ctrl+Space でやはり未確定状態にできるんですね。校正の時なんかはほんっと便利で。
  • 確定中の分節編集ができない。
    MS-IMEは、変換中に対象文節にカーソル置いて Escape を押すと、その文節だけ未変換状態となって読みを編集できるんです。これも確定中に入力ミスを見つけた時なんかは大変便利。
    Google 日本語入力は Escape を数回押して入力文字列を全部未変換状態に戻すしか手がなく、またその際にカーソルは入力文字列末尾に移動してしまうので、矢印キーでお目当ての位置までさかのぼるしか手がなく。

この 2 点が、4か月使っていてどうにも我慢ならなくなってしまった点でした。

新登場の頃は Google 本体の収集単語を変換候補にできるので、それまでの IME ではありえなかった候補まで表示されることでずいぶんあちこちで取り上げられたものですが、使い慣れてしまうとそんな Web から収集した借り物の言葉ではなく、自分の作業の中での言い回し中心の語彙使用になるので、実は大して作業の効率化には結びつかなかったんでした。

予測変換の反応はよかったです。
一度確定した単語は、次に使おうとした時に最初の 2 ~ 3 文字入力+Tab でさくっと、しかもけっこうな長文が予測候補として出てきてくれたので、ここは使いやすかった。
MS-IME だと同等の機能は「詳細なテキストサービス」を ON にしないと有効にならず、ON にしたらしたであちこち変な弊害が出てきてしまうので、OFF で(予測変換の機能を切って) 使わざるをえなかったんですね。


ということで、少々 Google 日本語入力を使うのに疲れてしまいました。

このままの方向で進化していくとすると、なんとなく再変換機能が実装されることはないんではないかという気がします。
公式 blog でもそっち方面にはまったく話が行きませんし。

しばらく冷却期間をおいて、より生産的な機能が追加された時にでも再度試してみたいと思います。

…使っててけっこうおもしろかったですけどね。惜しいなあ。

7 コメント

  1. .NET Clips より:

    Google 日本語入力 : Microsoft IME に戻しました

    素敵なエントリーの登録ありがとうございます – .NET Clipsからのトラックバック

  2. [...] This post was mentioned on Twitter by .NET CLIPS. .NET CLIPS said: New: Google 日本語入力 : Microsoft IME に戻しました – http://is.gd/dacdl,#IME [...]

  3. bkmt より:

    自分も、誤変換が多く感じて、MS-IMEに戻してしまいました。
    最近MS-IME2010に無料でアップグレードできたのですが、そちらは今のところ快適です。

  4. よねKEN より:

    私もGoogle IMEを試しにつかってましたが、MS-IMEに戻しました。 
    動作がときどきもたつくことがあったり、
    特定のウインドウで漢字入力ができなくなったり(昔、Win95時代にはATOKなどでも経験しました)、
    仕事で使うには変換候補が不適切なものが多かったり、という理由です。
    (不適切→たとえば、「はじめ」と打つと「はじめの一歩」が先頭に来たり、
    「ーーーーー」のようなのを打つとピーな単語がでてきたり、といったもの。)

  5. さるべーじ より:

    おお、MS-IMEに戻した方が他にも!
    コメントありがとうございます。

    で、調子に乗って昨日、MS IME 2010 にしてみてしまいました。
    どんなものかはこれからまた使い込みながら評価していきたいと思っていますが。

    ひとつだけ気付いたことが。
    キーカスタマイズをかけても、半角/全角キーだけでIME のON/OFFができました。
    きちんと地味に進歩しているみたいですよ。

  6. NyaRuRu より:

    Google日本語入力の TSF 依存ですが,2010年11月に公開されたバージョン 0.13.521.0 より,IMM32 で全面的に書き換えられました.
    http://googlejapan.blogspot.com/2010/11/google-0135210-0135371.html

    また,Ctrl+BackSpace による確定キャンセルはですが,2011年2月公開のバージョン 1.1.626.100 よりサポートが開始されています.
    http://googledevjp.blogspot.com/2011/02/google-1162610x.html
    http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110228_430124.html

    「確定キャンセル」と混同されやすい変換キーによる再変換については,バージョン 1.1.690.100 以降で実装が開始されています.
    http://googledevjp.blogspot.com/2011/04/google-1169010x.html
    http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110419_440686.html

    (ただしバージョンの末尾が 100 のものは、バグだしのためのベータ版という扱いで,正式版には今のところ未対応のままです)

    確定中の分節編集ができない件については試した感じ未対応のままのようですね.

    以上ご参考までに.

  7. さるべーじ より:

    なるほど、しばらく離れている間に着実に進歩してきていますね。
    情報のご提供、ありがとうございます。 > NyaRuRuさん

    ここしばらく、仕事で文章入力を大量に行うことになりそうですので、再度導入して使いこんでみます。
    文節編集ができないことにどこまで耐えられるかがちょっと不安ですが、抑制単語登録など効率の上がりそうな機能も加わっていますので、ちょっと楽しみです。

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