(192) 葦原大介 : 賢い犬リリエンタール

週刊少年ジャンプでは、後半駆け足のように物語が進んで連載が終了してしまった作品ですが。

しゃべる二足歩行の犬「リリエンタール」が、兄妹二人暮らしの日野家へ、弟としてやってくるところから話は始まります。
リリエンタールの持つ能力の謎と、その能力を手に入れようとする謎の組織とのやりとりを軸に、しかし決してフィジカルな残虐さはなく物語が進んでいきます。BL 要素もフィジカルな残虐さも少年向けエロもないあたり、ジャンプの中ではちょっと異色な話ですね。

主人公のリリエンタールがすごくまっすぐで、でもぞっとするような生い立ちの片鱗が見え隠れし、オヤジとしては子供が歯ぎしりしながら生き延びているくような切なさを感じるわけです。
もっと彼らの活躍とか日常とかなんかそのへんを見ていたかったなー。

連載は終了してしまいましたが、既存単行本は 2 巻まで。今後 3・4 巻が出版される予定となっています。

次、どうなるかはわかりませんが、またいつか葦原氏の作品は読みたいと思います。
ジャンプ以外で連載始められると、気づくのがなかなか難しいんですが…。

3 巻以降はまだ amazon で取り扱われていないので…今のところは、発売情報のページをリンクしておきます。
ジャンプコミックス情報 次月発売情報 | 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.com

1 コメント

  1. さるべーじ より:

    最終巻、読了。やはりいい話でした。

    書き下ろしのエピローグに言及されている方が多いようですが、実は連載最終話も、大幅に加筆・増ページされています。
    吹っ飛ばされて終わりだった相手方の心情→救い、各位の後日譚等、雑誌掲載時よりみんな少しずつより幸せになっていました。

    やるなあ、葦原さん。次回作も楽しみにしています。

    私もなりたいマジ紳士。

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