(20) メールサーバを建ててみる
blog の公開まで終わりましたので、次に緊急度の高いのはメールサーバ。
@nifty の提供する salvage@nifty.com を使い続けてもう長いんですが、もうプロバイダの事情に振り回されるのもいい加減イヤになってきていました。
いい機会ですのでチャレンジしてみることにします。
最初に気になるのが、Windows Web Server 2008 のライセンス。
Windows Web Server 2008 のライセンス
Web Serverのライセンスモデル
Windows Web Server 2008 ではライセンス許諾条件が拡張され、ユーザー数の制限無しに、あらゆるタイプのデータベース ソフトウェアの搭載が可能となりました。ただしその場合にも Windows Web Server 2008 は、フロント エンドのインターネット アクセスのあるWeb ページ、Web サイト、Web サービス、またPOP3 メールサービス用途でのみ、ライセンス条項において使用が許諾されます。
この「POP3 メールサービス用途」ってのが具体的に何を指しているのかよくわからんのです。
SMTP (送信)がダメで POP3 (受信)のみ、という解釈もできそうなんですが、受信しかできないメールサーバ(というか受信専用であればメールレシーバ^^;)に何の用途があるのか思いつきませんし、実際 Windows Web Server 2008 には SMTP サーバ機能が含まれているんですよね。
ということで、今回私は「POP3 ではないメールサービス用途」としては APOP とかそのへんを指しているんではないかと解釈することにしました。
ついでに、Exchange Server は明示的に「ダメ」と書かれていましたので、POP3 であっても Exchange Server は対象外となります。まあ Exchange Server については、私は昔の非常に使いにくいイメージしか持っていませんので、どっちにせよ積極的に食指が動くものではありませんが…。
ということで、今度はメールサーバ構築レッツチャレンジ。
私はメール周りについてはホントにうといので、
Windows Server 2008 でサーバー構築 [Part 10] – trial and error
をアンチョコに、Xmail で構築してみることにします。
まずは XMail Home Page から Windows 用バイナリ「NT/2k/XP Binaries」の Ver1.25 をダウンロード。
xmailserver.jp からダウンロードページを各々たどって、XmailCFG の 2.35d と K4 の 0.91b をダウンロード。
Xmail を上記ページの説明どおりのフォルダに展開して。
XmailCFG も Xmail とは別のフォルダに展開して。
XmailCFG 用に、IIS から新しい Web サイトをひとつ追加します。
ここは素ではちょっと怖いので、基本認証をかけておくことにします。
今まで基本認証は使ってません、というよりそもそもインストールしていません。ので、サーバーマネージャから「役割サービスの追加」をクリックして、基本認証の役割を追加します。
これで IIS マネージャを開くと、
基本認証が追加されていますね。
これで基本認証を有効に、匿名認証を有効にできました。
サーバ機からではサブドメイン振り分けで IIS へアクセスできませんので、ここから先はメインマシンで作業。
メール用の Web サイトにアクセスすると、認証画面が表示されます。
認証画面をクリアすると、XmailCFG のスタートアップ画面が表示されます。
左側メニューの「基本セットアップ」リンクをクリック、
「セットアップ手順」を「XmailCFG 環境設定」から順に進めていき、
…しょっぱなからの 404 エラー。
何が足りない?って、XmailCFG は cgi なので、Perl 入れてやらないと動くはずがないのでした。何あせりすぎてんだ私。
つことで再度サーバ機へ。
Windows Server 2008 でサーバー構築 [Part 2] – trial and error
を参考に、Active Perl をインストールすることにします。なんという泥縄。
上記ページでは
5.10 系はまだまだ公開されたばかりで、情報も少ないし、どうなるかわかりません。
5.6 から 5.8 の時もいろいろとありましたね。
だけど、今回は OS も人柱になったわけだし、Perl もやってみよう。
なわけで、Active Perl の 5.10.0 Build 1002 をインストールします。
(結果からいうと、不具合連発です。)
と書かれていますので、今回はおとなしく 5.8.9.825 の x64 版を使うことにします。
http://www.activestate.com/activeperl/downloads/
から「Windows (64-bit, x64)」を msi で。
でもってインストール。
インストールが終わったら IIS マネージャに戻って、mail サイトの「ハンドラマッピング」をダブルクリック。
右の「操作」メニューから「スクリプトマップの追加」をクリック、上記の参考ページどおりに入力。x64 なのでインストールフォルダが Perl64 になっているくらいの違いです。
「要求の制限」もお手本どおり。
(スペースが余計なため、後で不具合発生)
とあるので、とりあえず GET,HEAD,POST の間のスペースはなしの方向で。
これでイケるかな、とメインマシン側で先ほどの XmalCFG ページへ戻って再度「XmailCFG 環境設定」をクリック。
おおイケたイケた。
ということで、ページの説明を読みながらぽしぽしと各種設定を打ち込んでいきます。
よくわからないところは適当に、ダメだったら後で調整しなおせばいいやレベルで。
最後の Xmail サーバ再起動で、…失敗(;-;)。
なんで起動できないんだ、とシステムログを調べたら、
ええー?なんか「Mail root path not found」とか言ってはるー。
いや Mail Root は「XMailCFG 環境設定」画面できちんと設定したはず。「レジストリの登録」画面でも指定とおりにパスは表示されていたはず。
これは「環境変数」と説明が書かれているわけだから、環境変数にも組み込まれているはず。
って、ないではありませんか。
設定もされてないってことで、リブートかけてないからとかそんな理由ではありませんね、設定がきちんとサーバに反映されていません。
しかたがないので自分で手で足して。
反映されていることを確認して。
サービスを手動で起動して、正常に起動できることを確認して。
再起動かけて、自動的にサービスが開始されることを確認して、OK。
なんだろう。Windows Web Server 2008 ではセキュリティのあり方が変わって perl からの環境変数の変更はできなくなったとか、あるいは自分の作業の中でうまく書込権限を付与し切れていなかったとか、なんかそんな感じなのかなー。
なんかこの時点でほかの設定もうまくできていないんではないかなどと気持ちしょげしょげになってきてはいるんですが、Web メールクライアントまではなんとか一気に実装したいところです。
でないと正常に動作するかどうかの確認もできないので。
つことで今度は K4 。
先ほど XmailCFG を mail.miscnotes.com のルートに置いてしまったので、K4 を同じ場所に置くことができません。そこを起点にサブフォルダに置くのもアリなんですけど、mail.miscnotes.com/k4 なんて URL も今いちですし、セキュリティを考えると mail.miscnotes.com はネームサーバに登録しない方がいいんだろうなーという気がしてきました。
のでここは、めんどいですけどもうひとつ Web メールクライアント用にサイトを起こします。
K4 も cgi を使いますので、このサイトにもハンドラマッピングをかけます。K4 自体に認証機能があるので、IIS 側では匿名認証のままにしておきます。
で、念のためにサイトを再起動かけておいて。
ここまでできたら、再度 XmailCFG で、「K4 の管理」ページを表示。
なんだか延々と長くなってきましたので、このへんで一旦アップします。
なかなか大変でしたよここらへん。
今回、文中では言及しませんでしたが、参考にさせていただいた Web ページ。
[Web サーバー立ち上げ体験日記]Windows Web Server 2008 は何ができるんでしょう? – Windows Live

























お久しぶりでございます。
しばらくぶりに来てみたらサイトがなくなっててびっくりしましたよ。
お引っ越しされてて、しかも元のサイトniftyに消されたんですね(笑)。
なんか今回は色々やってますね~。
メールサーバとか全部自分でやってるんですねー。昔、システム関連の部署にいたときに、研修は受けたことありましたが(当時はLotus Notes6.0くらいだったでしょうか)、当時も面倒だった記憶があります。あくまで立ち上げるだけでセキュリティとかは無視のサーバでも面倒なのに、すごいですね。
私の方は、今の職場でもなんだかんだでシステムをいじらされてる状態(と言ってもプログラム書いてるわけでは全くなく、あくまでユーザとしての管理者でVB.netとWeb系のシステムの2つ))です。
ときどきはのぞきに来ておりますので、また参考にさせてくださーい。
あ、うきゃ?さんだ。ごぶさたしておりますー。
旧サイトは、近いうちに跡地だけでも作っておこうと思います。
メールサーバとかは昔からやりたかったんですが、今回無償で機材を提供してもらえることになったので、いいきっかけだとガンバってみています。
Notes…懐かしいですね。私も確か6.0?6.1?(Dominoのひと世代前?)で社内システム構築担当になったことがあります。
10BASE5のイエローケーブルを社内中引きまわしたり、英語のマニュアル読みながらtelnet経由でルータを設定したりと大変だったことを覚えています。
今はそのへんずいぶん簡単になりましたが、当時にはなかった要素もいっぱい増え、そちらのほうに戸惑っています。
うきゃ?さんも、お元気そうでなによりです。
また、お立ち寄りください。お待ちしております。