(10) IME2007は有罪なのか
そもそも「IME」って「Input Method Editor」の略だったってことを初めて知りましたさるですこんばんは。
さてあちこちでかなり否定的な評価評判を一身に受けているIME2007ですが、私のところでもかなり傍若無人な振る舞いをしてくれています。
おおまかに不評な項目を挙げてみると、
- 変換効率が悪い。余計な候補が出てくる、必要な候補が出てこない、一般的ではない用語が先に来る。
- 動作が遅い。特に長文を一括で入力した場合に。
- 時々変換が効かなくなる。漢字候補が表示されず、ひらかな/カタカナ程度になってしまう。
あと、あまり一般的には語られていませんが、私の手元ではこんな不愉快さもあります。
- 予測入力が発動しない。今回の目玉機能のひとつなのに。
- 半角/全角キーでの入力モードが効かなくなる場合がある。
これらはいったいなぜなのか。
また何らかの対処法はあるのか。
なんてあたりを知りたくて、ちょいと調べてみました。
あ、ちなみに。
一部報道ではIME2007とVista IMEがごっちゃに語られてややこしくなってしまっているんですが、このふたつは別モノです。Vista IMEはIME2003 for Vistaとでも呼ぶべき機能で、IME2003のテクノロジを踏襲したVista専用IMEですね。IME2007は2007Officeで提供されるモノです。
ので、IME2007がうざいVistaな人は、Vista標準のIMEに切り替えちまうって対処法もあるわけですね。
→ 既定の日本語入力システムを Windows Vista 標準の Microsoft IME に設定する方法
で、まず、I. 変換効率が悪い。
変換効率の変わりっぷりの原因は、どうも変換アルゴリズムの変更にあるみたいです。
IME2007では従来のアルゴリズムではなく、まったく新たにTrigram/SLM(Statistical Language Model)ってやつを採用したらしいんですね。
正直このTrigram/SLM、いったいどういうロジックで、実際IME2007の中でどう実装されているかの情報がほとんど見つかりません。
具体的な部分にまで言及しているのは 【インタビュー】VistaとOffice 2007、かな漢字変換の結果が違うのはなぜ? くらいでした。
のでこの記事を前提として、後は推測するしかないんですけれども。
たぶん使い勝手に関わるポイントは、
Trigram/SLMでは、3つの語(Trigram)のつながりやすさを考慮して変換結果を決める。
従来は、(中略)最後は職人技とも言える手作業での調整作業に頼るほかない。このため保守が大変で、もっと科学的で機械的な手法を求めていた。
こうした背景にマッチしていたのがTrigram/SLMだった。
あたりではないかと踏むと、要は「3単語の相関で候補の優先を演算し」「調整のための手作業が不要で」「機械的に変換基準を学んでいく」機能なのだと解釈できそうです。
と考えると、
- アルゴリズムの変更で、IME2003までの変換基準の情報を取り込めなかったのではないか?
- IME2007では機械的な「学び」を前提とし、あまり「調整のための手作業」を行っていないのではないか?
つまり、インストール直後は
何も覚えていないAIシステム
のような状態なのではないかと。
だからこそJIS2004で追加になった見たこともない字面が高い優先度で候補表示されてみたり、「ふつー使うべや」って単語が数十もの候補の一番最後に表示されたりするのではないかと。
ひょっとしてIME2007でみょーに変換/誤変換情報をマイクロソフトに送ってもいいですか?って聞いてくるのは、そのへんの情報を今まさに収集している段階なのではないかと。これが辞書アップデートなのか次期製品なのかはわからないけれどもいずれユーザー側にフィードバックされ始めるのではないかと。
てことでここひと月ばかりIME2007でもぅれつな量の文章を打ち込んでみたら、私の言い回しや漢字の使い方にかなりマッチした変換候補を出してくれるようになってきました。文脈の前後に合わせて出てくる候補の優先が変わったりしますので、長文を一気に入力した際に手戻りして別候補を指定させる必要がほとんどなくなってきています。一度調教すると変換効率やら精度のぴったり感はIME2003の比でありませんぜご主人様。
あーこのへんがTrigramなのかなーと。
かなり使い込まないとメリットが出てこない代物なのかもしれません。
おっとついでに。
このへんの恩恵を受けるためには、[IME2007のプロパティ]ダイアログ-[辞書/学習]タブ-[学習設定]-[学習する]にチェック、さらにその下の-[学習情報をファイルに保存する]にもチェックをつけておかないといけないようです。ここらへんのチェックを外すとそもそも覚えてくれなかったり電源切るたびに忘れてくれてしまったりするようなので。
次、II. 動作が遅い。
これについては、「Outlookをひと通り設定すると速くなるぜ」との話を小耳にはさんで、もぅ
なんですとー!?
なレベルで半信半疑。
そう言えば動作の遅い自宅マシンはBecky!使ってるし、わりかし速い仕事場マシンはOutlook使ってるよなー、と自宅マシンでも使いもしないOutlookに設定してみたとたんに驚きの速さに!
実はIME2007の目玉のひとつに、「Outlookアドレス帳、Exchangeグローバルアドレス帳をIMEの辞書として活用」ってのがありまして。これ、実際にはアドレス帳を直で辞書として使うわけではなく、不特定のタイミングでアドレス帳からIMEの辞書にデータをインポートしているみたいなんです。
で、アドレス帳がないとインポート動作が空振りしてしまうわけなんですが、どうもこの時にタイムアウトするまで待つんだかアドレス帳データがあるかもしれないフォルダを片っ端からチェックしに行くだかして時間がかかっちゃうらしいんですね。
「フリーズかっ?」と思うほど遅い時は、このインポートロジックが虚しく空振り続けているのではないかと。
てことでアドレス帳にダミーでもいいのでいくつかデータを登録しておくとかなり動作が改善されるようです。
で、もひとつ。
このアドレス帳データがインポートされる辞書が「Outlook連絡先辞書(姓/名)/Outlookグローバルアドレス一覧辞書(姓/名)」の4ファイルなんですが、これがインストールデフォルトでシステム辞書として登録されるみたいなんですよ。
[IME2007のプロパティ]ダイアログ-[辞書/学習]タブ-[システム辞書]から確認できます。
じゃあこの4つの辞書をシステム辞書の登録から削除したらいいんではないのか?
って削除してみました。→ばかっ速。
私はSharePointを使っていないのでわからないんですが、「SharePoint上の共有データをIMEの辞書として活用」ってのもIME2007の目玉機能となっていますので、SharePointサービスを使っている方はそれっぽい辞書も自動生成されるのかもしれません。てことでそっちな方はSharePoint回りの設定情報を整えるかそれ系の辞書を削除しちゃうかすると速度改善に効果があるかもしれませんね。
ちなみに、ユーザー辞書が設定されていなくても遅くなるようです。ので、ダミーでもいいのでいくつか単語登録をかけておきましょう。
次、III. 時々変換が効かなくなる。
これは大きく2つの原因があるようです。
まず、Office IME 2007 で入力した文字を漢字に変換できない場合の対処方法 で言及されているのは、おもに設定ファイルや学習情報が壊れてしまった場合の対処です。
保存されたファイルだけではなく、それらのデータがオンメモリだったりキャッシュだったりの中で壊れている場合もあるようなので、上記ページで言及されている対処をする前に、一度単純に再起動かけて様子を見てもいいかもしれません。それでも何度も発生するようであれば、大元のファイルが壊れている/または壊れやすい状態になってしまっていると判断し、一から出直す覚悟を決めて設定やら辞書やらを削除していく方向でひとつ。
で、実はもうひとつ原因があって。
InfoCage/モバイル防御における重要なお知らせ「IME2007に関する件」
IME2007の共存問題について
など、入力回りなのかメモリ回りなのかなあたりでお行儀の悪いソフトと混在させると、IME2007がうまく辞書にアクセスできなくなってしまうようなんですね。
上に掲げたページは一例で、他にも一部のオンラインゲームなど相性が悪いものがかなりあるようです。
で、これへの対処は「IME2007を使うな」なんだそうで。うわー。
でもまあ上記ページのようにメーカーサイドできちんと言ってくれているだけまだましで。言っていない、もしくはそもそも関連に気付いていないメーカーもかなりあるでしょうから、現時点ではきちんとした対処法はないように思います。
次、IV. 予測入力が発動しない。
これはわかるまでちょいとハマりました。
まずこの予測入力は、「詳細なテキストサービス」にカテゴライズされている機能です。
ので、予測入力を有効にするには[IME2007のプロパティ]ダイアログ-[予測入力]タブ-[設定]-[予測入力を使用する]にチェックするだけではダメで、[テキストサービスと入力言語]ダイアログ-[詳細設定]-[システムの構成]-[詳細なテキストサービスをオフにする]のチェックを外す必要があります。
このチェックを外すと言語バーが表示されてしまうんですよね。私は嫌いなんですけど。
また、IME2003の頃のナチュラルインプットに違和感を覚えていた方は気持ち的にこのへんをオフにしてしまいたくもなります
がまぁ今回ナチュラルインプットはなくなりましたし、使い込むと意外に予測入力はツカエますので、これを機に詳細なテキストサービスのお世話になってもいいかもしれません。
で、ここまでの設定で予測入力に対応してくれるのはOfficeソフトだけです。
Office以外のソフトでも予測入力を可能にしたい場合にはもうひとつ、、[テキストサービスと入力言語]ダイアログ-[詳細設定]-[互換性の構成]-[詳細なテキストサービスのサポートをプログラムのすべてに拡張する]にチェックを付けておく必要があります。
ここまで設定すると、メモ帳だろうが秀丸だろうが十分予測入力のお世話になれるようになります。
おまけ。
予測入力は、インストール時にはオンメモリの状態、つまり電源を切ると予測のためのデータを忘れてしまう設定になっています。電源を切っても今日使った言い回しを覚えておいてもらいたい時には、[IME2007のプロパティ]ダイアログ-[予測入力]タブ-[入力履歴]-[ファイルに保存する]を選択しておきましょう。
覚え続けさせていると何だか重くなってくるような気がしないでもありませんが、このへんはしばらく使いこんでからまたご報告したいと思います。
ちなみに。
たとえば「さる」と打ってTab→「さるべーじ」で確定、とした時に、その入力欄にフリガナ連動が仕込まれていた場合はどうなるか?これ、ちゃんとフリガナ欄に「サルベージ」と表示されましたよなんかすげぇ。
V. 半角/全角キーでの入力モードが効かなくなる場合がある。
IV.なわけでしぶしぶ言語バーをデスクトップに表示するはめになってしまったわけですが。
これが出てると、私のマシンでは半角/全角キーでの入力モード切り替えができなくなってしまいました。最初は効くんですけど、2回目からはもーダメ。タスクバーに入れるとまた1度だけ効き、タスクバーから出すとまた1度だけ効くというなんともな状態でして。
他のマシンでの再現性がどこまであるのかはわからないんですけれども。
悔しいことに、Alt+半角/全角は効くんですよね。
この現象はXPマシンで言語バーが表示されている時にのみ発生します。詳細なテキストサービスをOffにしてIMEバー表示の状態だったり、それをシステムトレイに入れている状態では半角/全角ばんばん効きまくりです。
つことでどうもこれは言語バー側の問題のような気がしてきました。
言語バーはIMEではなく、OS側の機能なんですよね。のでここは日本のIMEチームではなく米国のWindowsOSチーム主体で開発されているんです。
昔っから多バイト圏てゅうかIME経由入力をすることに対して米国MSは冷たいような気がしています。VSだって「ありえない」と言われつつ、やはり英数字以外の入力でみょーな動作をすることがあるわけですし。
のでこの現象は、ひょっとしたらVista言語バーでは発生しないかもしれません。
で、だ。今さらコマンドプロンプトでもないのにAlt+半角/全角に戻りたかぁねぇやって私はどうすればいいのかと。
言語バーサイドのFixか、IMEサイドの歩み寄りを待つしかないのかと。
いやだ私はわがままなので今すぐ快適な環境にどうにかしたいと。
ということで、「窓使いの憂鬱」で半角/全角をAlt+半角/全角に割り当ててしまいました。
実害はありませんし、従来通りの動作ですし、予測入力も効くので今んとこ私としてはベストな状態となっています。
でまぁここまで、IME2007の動作の納得できなさはIMEだけに起因するわけではないということと、私の知っている限りのおもしろくなさに対しての対処法をお話ししてきたわけですが。
今のところの結論としては、
冤罪の部分も多いが、IME自身や啓蒙不足に起因している部分もまた多くある
という感じでしょうか。
私としては一応有罪(執行猶予付き)という感じで、これからも注目していきたいと思います。
今後注目していくポイントとしては、
- Trigram/SLMのクセと育て方/育てる必要があることをもっとアピールしてほしい
- 他社製ソフトとの相性を確認する手段を提供してほしい
- インストールデフォルトでそこそこツカえる状態にしてほしい
といったところでしょうか。特に最後のは大事だと思うんだけどなぁ。
本文中のリンク以外に参考にしたページはこちら。
Microsoft Office IME 2007 の新機能
【どう変わる?Office 2007(5)】IME編
既定の日本語入力システムを Microsoft Office IME 2007 に設定する
登録した単語を Windows Vista の Internet Explorer 7.0 で使用できない
Windows Vista の Internet Explorer 7.0 で日本語入力システムの一部の機能が使用できない
IME 2007 で文字変換に問題がある場合の対処方法
Office IME 2007 の変換候補に中点 (・) が表示される
新しい IME は Outlook 2007 の電子メール メッセージで使用できません。→(原文)
Ufuidotcom IME2007郵便番号辞書(都道府県名付)2007年2月版

こんばんは。
この記事を読んで全てのプログラムで予測変換を使えるようになりました。ありがとうございました。
ところで私の環境(XP SP2+IME2007)ではテキストサービスと入力言語ダイアログ内の設定タブの最下部左側にある言語バーという設定項目から”言語バーをデスクトップ上に表示する”のチェックを外せば表示されなくなりましたよ。
見当違いのことをいってたらすみません…
あっほんとうだ!
言語バーを非表示にしても詳細なテキストサービスは有効なままだ!
ご指摘ありがとうございますー。
2003の時に言語バーをOffにするとテキストサービスまで無効になってしまったので、先入観を持ってしまっていたようです。お恥ずかしい。
でも私の環境(XP SP2+IME2007、って同じですね^^;)では言語バーをOffにしてもIMEバーが表示されず、入力モードがわからなくなってしまいました。あれー?
ちょっと他の環境でも試してみますね。
あ、申し訳ないです。
言語バー=IMEバーだと思っていました。(つまり、私も入力モードが分からない状態です)
私はあまり気にせず使ってました。ご存知かもしれませんが、IMEがONの状態でCtrl+F10→Nを押せば入力モード分かるみたいです・・・ってここまでやって入力モード確認したくないですよね・・・
いえいえ、謝られることはちっとも。
てゅうことで、調べてみました。
「詳細なテキストサービス」を使うと、言語バーを表示する/しないという選択肢になり、IMEバーは表示されなくなるようです。
逆に「詳細なテキストサービスを使わない」設定にすると、言語バーは自動的に使用できなくなり、この時に限ってIMEバーが表示されるようですね。
言語バーはWindows OSの機能であり、最小化するとタスクバーにバーのボタンはそのままで格納されます。
IMEバーはIME側の機能であり、最小化するとタスクトレイにアイコンの状態で格納されます。
私の好みとしてはほんとは「タスクトレイにアイコン」なので、言語バーにもそのモードがあると非常に嬉しいんですけど。
今はテキストサービスも試したいし入力モードも視線の移動だけで確認したいので、[▼]ボタン(オプションボタン)で「入力モード」以外のボタンをすべて消してタスクバーに入れて使っています。
Ctrl+F10は、単語登録のショートカットキー(Ctrl+F10→W)でよく使いますねー。
はじめまして。
「IME2007 遅い」で検索したらたどり着きました。Office2007をインストール以来、イライラがつのるばかりで、特にIMEは思考を妨げられる事甚だしく…
こちらさんのお陰で「もう少し使ってみようかな?」って気になりました。
助かりましたよ、ホントに。
> 助かりましたよ、ホントに。
お役にたてて何よりです。
IME2007はいろいろおもしろい可能性があると思っていますので期待はしているんですが、なかなか手ごわいです。(^^;)
そのうちまた別の切り口からおもしろいお話ができるかもしれません。そのおりにはまたご一読いただけると幸いです。
(この文章は音声認識で入力しています)
非常に参考になりました。ありがとうございます。
おかげで、はじめは違和感があった IME 2007にも興味が持て、
すんなりと慣れることができたように思います。
半角全角キーが利かなくなる現象は、vistaのプリインストールマシンでも
起こりました。オートコレクトを前回の変換結果に従う、に設定した時に
発生したような気がしました。
> vistaのプリインストールマシンでも
あっ起きましたか。じゃあやっぱりIME側に原因がありそうですね。
私はオートコレクト回りをいじっていないので、必ずしもそれだけがきっかけではないようにも思います。
うーむ何なんでしょう。
情報、役に立ちました。
ありがとうございます。
アフターフォロー。
III. でURLを紹介したIME2007と相性の悪いソフトですが、先日対処ツールが公開されてました。
InfoCage/モバイル防御における重要なお知らせ IME2007に関する件(最終報告)
~製品をお使いのみなさまへ~ HDLocks/IME2007共存問題(最終報告)
あ、これ、OEMで同じ製品だったのね、とか気づいたこともあるわけなんですが。
オンラインゲームとか明らかに別製品/別理由(どうもDirectXがらみでIMEの独自制御をしているせいな気ももしないようではない)のもあるんですけれども。
で、ツール提供しておしまい(事象発生後はこのツールでは効かないので個別対処→要連絡らしいす)なので、技術的にどんな原因→どんな対処なのかは明言されていません。
うーん、そのへんをこそ知りたいんだけどなー。
情報、ありがとうございます!
先日2007に更新したら重すぎて狂いそうでした。
お蔭様で、このコメントもサクサク書けています。ありがとうございます。
> お蔭様で
お役に立てて何よりです。
おまけ。
変換した時にひらかな/カタカナしか候補が出なくなった時に、選択範囲を変えたり入力文字列を短く/長くして変換し直すと、漢字候補も表示されることがあります。
この手で一度変換確定すると、先ほどひらかな/カタカナしか表示されなかった文字列でも漢字候補が出るようになったりします。
このへんも学習のクセなのかなーと。
はじめまして。
先日Officeを入れたら勝手に入り、重いわ頭悪いわで相当頭にきていました。
outlook関連を消すことを知ってまだ少しは使ってやろうかなという気になりました。ありがとうございます。
しかし…
…
あっ!
今まで何度「てん」を変換しても頭に来てくれなかった「…」が百余回の変換の末今やっと学習されたようです!
これでどうにかまともに使えそうです。
これもこのサイトのご利益で消火
…
…やっぱ駄目。
> …やっぱ駄目。
…(^^;)お疲れ様です。
「IME2007の学習機能が弱い」とおっしゃる方も多いですねー。
これは、従来のIME/FEPと同じように「単語を覚えさせる」手順で学習させようとしているケースが多いように思います。
IME2007は「単語」ではなく「文脈」で学習していくタイプのIMEです。
ので、「てん」で変換した時と「てんやっぱだめ」で変換した時では、別々に覚えるみたいなんですね。
ですから、従来のIMEやATOKとは、”覚えさせ方が違う”と思った方がいいようです。
単語単位で覚えさせようとすると、なかなか期待通りの反応にはなってくれません。
「文章単位での入力→変換」で使っていくと、割と学習がさくさく進んだりします。
例えば「(いろんな文章)てん」→「(いろんな文章)…」と繰り返し入力していると、「文章の最後に『てん』がある場合は『…』を優先的に候補表示する」みたいな覚え方をする、みたいな感じで。
また、IME2007は「文脈」で学習していきますので、品詞の組み合わせも重要になるようです。
「てん」→「…」の変換は日本語の文法としては品詞に分けにくいケースですので、これも学習しにくい原因になっているのかもしれません。
一度「…」を「顔文字」か「慣用句」(文脈と無関係に表示される品詞)で単語登録してから使い込んでいくと、学習しやすくなるかもしれません。
さらに、「てん」という読みに対してはほとんどの点記号が振り当てられていますので、これらを適切に候補表示し分けるにはかなりの入力量(学習量)が必要になるような気もします。句点を「てん」と入力する方も意外といますので、ひょっとしたらバイアスもかかっているかもしれません。
私は「…」としたい際には「・・・」と入力しています。他候補が少ないせいか、2~3度の入力でさっくり覚えてくれました。
あ、いえ、「やっぱ駄目」なのは「ごりやくでしょうか」を「ご利益で消火」と変換されたからで、「…」はいい感じに変換してくれています。
「・・・」→「…」の変換は知ってはいるのですがどうもなじめなくて「てん」の方を使っています。
ちなみに「てん」の変換で最後まで1位に残ったのは「店」です。
他に私がよく使っている変換に「ひし」→「◆」があるのですがこちらは比較的素直に覚えてくれました。
「店」はいろいろなものに付くのでやはりバイアスがかかっているのでしょうね。
> で消火
あー、ありますあります。
どうも文末の処理がいまいちな感じがしますよね。
~IME2003でも2007でもそうなんですが、「詳細仕様」と打つとかなりの高確率で「詳細しよう」とうながされちゃったりします。
確かに「仕様」より「~しよう」のほうがメジャーな言い回しなのはわかるんですが、「詳細仕様を設計しよう」とか一発で変換してほしいところです。
…今できた!うわーい。
上記コメントで
というやり取りをしたんですが、この状態でタスクトレイに入力モードが表示される
IME Watcher for Windows XP
ってぇソフトの存在を知りました。
これ、すげぇいい感じです。
もう少し使い込んでみようと思っていますが、ひょっとしたら言語バー発の不自由な動作まで回避できるかもしれません。
元ネタ:ちびちび♪>プチつぶやき: IME 2007< ありがとうございますー。
う~む、なるほど、何の気無しに使用していましたが・・・・皆様に質問なんですが、単語辞書の登録なんて機能を私なりに使用しておりますが、特殊な専門用語の漢字等はこの機能が結構使い勝手が良い様に思えるのですが、皆さんは如何でしょうか?IME2007Sと単語辞書登録の2本立てでは?と考えましたが一寸面倒ですかね?
はじめまして~( ^^) こちらこそ、ありがとうございます。
プチつぶやきの中の人:himechibiです。
IMEの予測変換機能を少しずつ育てるのを(?)楽しんでいます。(笑)
IME Watcherですが、私のオススメの設定は、プロパティ>ウィンドウ設定→「IMEの状態をキャレット位置に表示」を選択。
表示タイミングの設定→3箇所全部にチェック。(表示位置は右下。IMEの予測変換の表示位置は未確定文字列の上(左寄せ)にして両者が重ならないよう設定)
これで、カーソル位置に[あ] とか[ A] とか表示されるので、いちいちタスクトレイに視線を動かす事すら不要になりまーす。
さて、先ほど「IME2007の変換速度が遅い/変換候補が表示されないことがある」件について対処されたんではないかなーというHotFixが公開されました。
Hotfix Rollup for Office IME (Japanese) 2007 (KB938574)
あんまりHotなFixなんで、日本語でのKB提供が間に合っていなかったり。(^^;)
とりあえずすでに入れて試した方々からのファーストインプレッションは良好。
私もしばらく使い込んでみることにします。
こちらもどうぞ。
http://www.nlp.ie.niigata-u.ac.jp/~fujita/atokvsime.html
こんにちは。
大変参考になりました。
わたしはvistaでime2007を使用していますが、詳細なテキスト サービス、と見つけることができませんでした。検索でvistaにはない、という書き込みも見ましたが、vistaの詳細なテキスト サービス、と書かれているところもあります。
私は言語バーのツール、や設定のその他のタブなどからは見つけることができませんでした。
XP用のものなのでしょうか?
> ななしさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、Vistaには「詳細なテキストサービス」は存在しません。デフォルトでONであり、OFFにすることはできないようです。
でも、テキストサービスをオフにしてもそんなに速度は変わらないのでは…
あまり気にしなくともいいような気がしますよ。
はじめまして。通りがかりの者です(^-^)
IME2007の不満からいろいろ調べていてたどり着きました。まとまっていて大変参考になりました。
> V. 半角/全角キーでの入力モードが効かなくなる場合がある。
これは私も悩まされて実験してみたところ、私の環境ではキー設定を一つでも変更してしまうと発生します。下記に同じ現象になっている人がいました。他にも要因はあるかもしれませんが、私はこれがぴったり来ました。
http://forums.microsoft.com/TechNet-JA/ShowPost.aspx?PostID=1161003&SiteID=36
結局解決方法は探し当てられてないんですけどね・・・。
> キー設定を一つでも変更してしまうと
情報ありがとうございます。
私の環境でも再現しました。たぶんrekiさんのお考えでビンゴなんではないでしょうか。
で、とりあえずですが半角/全角キー単独でのIME On/Offを有効に保ちながらキー設定をカスタマイズする方法を考えてみました。
IME2007ですぜご主人様(2)
ちょっと強引な手法のような気もしますが、お役にたてば幸いです。
おはようございます。
再現したようでビンゴのようですね。
対処法をすぐに考案して実践してしまうとは恐れ入りました m(_ _)m
マイクロソフトがすぐに対応してくれれば、こんな苦労もないんですけどねぇ~。
えー、その後2点。
> 対処法を
さすがにあれはめんどくさすぎてお勧めできないので、半角/全角キーが効かなくなる原因を探し出し、regファイル実行一発で済むようになりました。
よろしければお試しください。 → IME2007ですぜご主人様 (4)
> マイクロソフトがすぐに対応してくれれば
とりあえず、通報しますた。
どうなりますことやら、ですが。(^^;)
IME Watcherですが、アプリーケーしょんによって入力モードを取得できるものとできないものがあるようですね。
言語バーに「修正」ボタンがでるアプリケーションでは、IMEのON/OFF(つまり「あ」か「A」か)は取得できるものの、入力モードを取得できず、言語バーが「カ」や「_カ」の状態であってもIME Watcherは「あ」のままです。
言語バーに「修正」ボタンが出ないアプリケーションでは、問題なく入力モードを取得できるようです。
どんなアプリケーションでもIME Watcherが使えている方っていらっしゃいますかね。
> 言語バーに「修正」ボタンがでるアプリケーション
IME Watcherについては私も単なる1ユーザーであり、その挙動について何らかの情報を持ち合わせているわけではありません。
再変換機能も、私はキーに割り当てて使っていますので、言語バーの修正ボタンについてはわかりません。
お役に立てず、申し訳ありません。m(_ _)m
ありがとうございます。
修正ボタンは実は私も使っていませんが、言語バーの右下のオプションボタンを押すと、バーに表示することができるボタンのリストがポップアップしますよね。
このいちばん上に「修正」が現れるかどうか、と等価です。
具体的には、修正が使える=IME Watcherで状態を取得できないソフトウェア
→Internet Exproler、メモ帳など
修正が使えない=IME Watcherで状態を取得できるソフトウェア
→Explorer、Windows Live Messenger、Gvimなどです。
こういう症状(ソフトウェア毎にIME Watcherで状態を取得できたりできなかったりする)はさるべーじさんの環境では起っていないでしょうか。
>さるべーじさんの環境では起っていないでしょうか。
試してみました。
結果、IEでもエクスプローラでも「あ」「A」にしか変化しませんねー。
でもまあ、私は長文を一気に変換する派なので「カ」「カ」などのモードは使いませんし、無変換キーもDeleteに割り当ててしまっています。
ので、このあたりはあまり興味のないところです。
試していただきありがとうございます。
>あまり興味のないところ
なるほど。
私もモードの使い方は似ていますので、気にしないことにしましょう。
お手数をおかけして失礼いたしました。
おお!
素晴らしく価値のあるページをありがとうございます。
私も皆様と同じようにofficeを入れて以来、大変な目にあっていました。
このページのおかげで…… 無事もとのVISTA標準のIMEに戻すことができました(笑)。
これって、「ATOK買え~」という幻聴から逃れることができそうです(とりあえず半年ぐらいは)。
ありがとう!
おかげさまで幸せになれました。
ありがとうございました。
残念ながら求めている情報ではありませんでしたが会社の皆が幸せになれそうです。
ちなみにかな入力者にはMS社は配慮してくれてません。
突如英数字モードになり復帰しなかったりします。OS側っぽいです。ATOKでもなるので。
japanistはなりませんのでjapanist使ってます。
> 突如英数字モードになり復帰しなかったりします。
うーん、私はローマ字入力ですが、実は私のところでも同様の現象が発生しています。
特にかな入力の場合に限った不具合ではないように思います。
ATOKがどういう構成で動作しているのかは知らないんですが、MS IMEの上記現象は、どうも言語バー(≠IMEバー)というOSの提供している機能によるもののような気がしています。
ということで現在言語バーを切ってIMEバーで様子を見ているところなんですが、これを解決策として提示するのもなんだかなあ、ということでエントリとしては挙げていない状況です。
いろいろ検索してこちらにたどり着きましたが、おかげさまで解決できました。ありがとうございます!